のんびりゆるくいこう

日々の日記です

喜多川泰さんの小説、「運転者」を読みました。いっぱいいっぱい刺さりました。人間、やっぱ上機嫌でいないとだめですねー。

こんにちは。
ヨウです。


「運転者」っていう小説を読みました。
喜多川泰さんっていう方が書かれています。
僕はこの作家さんは知りませんでした。
でも、調べてみると結構ベストセラーとか出されてる方なんですねー。
僕が無知なだけで有名な方なんでしょうかね。


さてさて、「運転者」。
人生にいろいろな問題をかかえた中年サラリーマンが主人公です。
彼が不思議なタクシーに乗る。
そのタクシーの運転手とのやりとりを通じて自分を変えていく。
そんな感じの話でしょうか。


小説ではありますが、これって実は自己啓発書なのかな?
物語形式で読みながらも、お勉強させてもらってる感じでした。
「夢をかなえる象」みたいな感じでしょうか。
この作家さんの作品はこういうのが多いんでしょうかね。


ということで、読んでると心にグサッと刺さることが多いこと多いこと。
うげえ、痛いところをついてきた。
あいたた。
そんな感じのことが何度もあります(笑)


その中でも特に心の残ったのは。
上機嫌であれ。
ということでしょうか。


上機嫌であれ。
不機嫌でいるより上機嫌でいるほうが人生は好転する。
いたって当たり前のことです。
そんなことは言われなくてもわかってる。
アタマでは分かっている。


分かってはいるけどさー。
なかなか実践するのは難しいんだよねえ。


今、あなた、上機嫌であれ、を忘れてない?
この本の中では何かにつけて、主人公がそれを問いかけられます。
そして不機嫌になっていることに気づかされます。
そこで、ハッと思います。
あーいま僕自身も上機嫌じゃない。
主人公だけじゃない。
僕自身も上機嫌であれ、を忘れてる。


ちょっと本を読んでる短い時間でもすぐ上機嫌を忘れる。
自分の生活態度がいかに上機嫌ではないか。
一日の大半をどんなに不機嫌で生きているか。
そのことに痛いほど気づかされました。


上機嫌でいることの良さ。
この本の中にはそのことを教えてくれるエピソードがたくさんでてきます。
けど、そんな理屈抜きに上機嫌でいるほうがいいに決まってます。
それは頭では分かっている。
けど、自分自身、ぜーんぜん実践できてないんですよねえ。
そのことに痛いほど気づかされました。


まあ、そうと分かれば行動あるのみです。
この本では上機嫌のメリットは書いてあります。
けど、具体的にどうすれば上機嫌になれるか。
そんな方法論はあまり書いてない。
実際、主人公も無理して上機嫌を演じたりしている。


まあ、自分がどうすれば上機嫌になれるか。
その方法は人によってそれぞれでしょう。
僕にもいくつか思い当たる方法があります。
それは自分で考えるしかない。


けど、そんな方法論の前に。
まずは今、このとき、自分が上機嫌を忘れてる。
そのことに気づくことが大事じゃないでしょうか。


あっ、今、上機嫌を忘れてる。
このことに気づけなければ、方法論なんかあってもしょうがない。


僕っていう人間は、気を抜くとすぐ上機嫌を忘れる。
そうならないためには。
お前は今、上機嫌か?
そう自分に問いかけて確認するしかない。


ということで、ここ数日、折に触れて自分に問いかけてます。
お前は今、上機嫌か?って。
でもってさ。
そのたびに上機嫌を忘れてる自分がいる(笑)
いやあ、これはもう見事なまでに忘れてる。
自分でもびっくりするくらい忘れてる。


今までいかに自分が不機嫌で日々を生きてきたか。
それが分かってゾッとします。
恐ろしや。。。


上機嫌を忘れてる。
このことに気づいても、そんなすぐ上機嫌にはなれません。
まあ、でもそれはしょうがない。
まずは、上機嫌を忘れてることに気づくこと。
そこから始めてみようと思ってます。


こんな感じで、この本にはたくさんのことを学ばせてもらいました。
一番、心に残ってることはこの”上機嫌であれ”です。
けど、もちろんほかにもいっぱい刺さったことはあります。
ただ、あまり書くとネタバレになってしまうので、気になる方は自分で読んでくださいな(笑)


僕は基本的に一度読んだ本は読み返さないことが多いです。
でも、この本はもう一回読みたいと思ってます。
というか、何度も読んで自分の血肉にしたい。
久しぶりにそんな本に出会えました。
しあわせです。
あっ、今は珍しく上機嫌かも(笑)


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。