のんびりゆるくいこう

日々の日記です

アンディ・ウィアーのSF小説”プロジェクト・ヘイル・メアリー”を読みました。あまりの面白さに久々の没頭体験。幸せでした。。。

 

こんにちは。
ヨウです。


先日、”プロジェクト・ヘイル・メアリー”っていう小説を読みました。
アンディ・ウィアーっていうアメリカの作家さんの作品です。
いやあ、面白かった!
とてつもなく面白かったです。


上下巻2冊で600ページ近くある大作です。
けど、2日で読んでしまった。
ホントはもっとじっくり読もうと思ってたんです。
けど、やめられないとまらない。
一度、本を置いても続きが気になってしょうがない。
結局、気が付けば朝から晩まで読書タイム。


いやあ、幸せな時間でした(笑)
ひさしぶりに没頭を味わえました。


このアンディ・ウィアーっていう作家さん。
2015年上映の映画”オデッセイ”の原作者です。
マット・デイモン主演のSF映画。
火星にひとり取り残された宇宙飛行士マット・デイモン。
科学者でもある彼が、知恵と工夫を駆使して、なんとか地球に帰ろうとする。
そんな映画です。


僕はとある大学の工学部機械工学科の出身。
いわゆる理系くんです。
理系くんにとってこの手の設定はもうたまらない。
よだれがでそうです。
そんなわけでこの映画も恐ろしく面白かった。
けど、科学とか興味なくても、映画としてものすごく面白いと思いますよー。
ぜひぜひ、見て見てくださいな。


映画が面白かったんで、当然原作も気になります。
オデッセイの原作はアンディ・ウィアーの”火星の人”っていう小説です。
この小説も読みましたが、これまた面白い。
映画でだいたいのあらすじは分かってる。
それでもグイグイ引き込まれる。
この本もやめられないとまらないでした。


そんなアンディ・ウィアーの新作。
それが”プロジェクト・ヘイル・メアリー”です。
まあ、面白くないわけがないですよねー。
でね、
やっぱり面白かった(笑)
まったく予想を裏切らない面白さでした。


ある現象により太陽の光が徐々に弱まっていくことが判明。
このままでは地球の気温が下がり続けて人類は滅亡してしまう。
それを阻止するためのカギが遠く離れた別の星にある。
普通に考えると遠すぎてその星まではいけない。
けど、今ある人類の科学を総動員して、なんとかその星に人間を送り込む。


あんまり書くと、いろいろネタバレになってしまう。
なのでかなりおおざっぱですが、そんな感じの話です。
昔懐かしの宇宙戦艦ヤマトや映画アルマゲドンのような設定ですね。
まあ、いわゆるよくある話です(笑)


こんなよくある設定。
けど、中身はたぶん想像と全然違いますよー。
上巻の真ん中くらいで起きたことには唖然としました。
えっ、そうきたの?
そんなのあり??
えっ、これこのまま続くの???
まったく予想外の展開。
口があんぐりです。
まあ、これは書くわけにはいかない。
気になる人はぜひ自分で読んでみてくださいな。


設定だけ聞くとオデッセイと同じで理系くん向けに聞こえます。
でも、ぜーんぜんそんなことないですよ。
科学とかに興味がなくても絶対面白いと思います。
誰にでもおススメです。


ちなみに”ヘイル・メアリー”っていうのは宇宙船の名前です。
アメフトで負けてるチームが終了時間ギリギリに一発逆転を狙って投げるロングパス。
これをアメリカでは”ヘイル・メアリー”っていうそうな。


ということは。
”プロジェクト・ヘイル・メアリー”
日本語で言うと”一発逆転計画”っていうような意味なんでしょうか。
ヘイルメアリー。
僕は初めて聞いた単語でした。
けど、英語圏の人にとっては、きっと馴染みの深い言葉なんでしょうね。


この”プロジェクト・ヘイル・メアリー”。
すでに映画化が進んでるそうです。
ラ・ラ・ランドのライアン・ゴスリング主演らしい。
いつ上映かはわかりませんが、この映画も楽しみです。


”没頭”っていうのは科学で解明されている”幸せ”の一つだそうです。
そんな没頭にどっぷりと浸れた今回の読書体験。
いやあ、とにもかくにも幸せでした(笑)
アンディ・ウィアーさん、ありがとうございます!
ぜひぜひ、次回作もお願いします。
できるだけ早いうちにねー(笑)


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。