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バセドウ日記㉔ バセドウ病になって2か月・体調の変化をまとめてみました

★男のバセドウ日記㉔
バセドウ病になって2か月・体調の変化をまとめてみました
 
こんにちは。
ヨウです。
バセドウ病になってしまいました。
40代男です。
バセドウ病って女性の病気だと思っていたんで、かなりびっくりです。
 
バセドウ病と診断されてから2か月が経ちました。
前回、2か月間の医療費をまとめてみたんで、備忘録も兼ねて、今回はこの2か月の体調をまとめてみます。
 
バセドウ病と診断され、メルカゾール5㎎1日3錠から治療が開始になりました。
治療開始時の検査データは
TSH:0.01未満
FT3:5.97
FT4: 3.54
TARb :10.8でした。
主治医の先生には軽症と中等症の境くらいだねえって言われた覚えがあります。
 
あれから2か月が経ち、現在のFT3は1.82(基準2.3-4.3)です。
もはや下がりすぎて基準値より低くなってます(笑)
ちなみに他の値はこの2か月未測定なんで不明です。
今はメルカゾール5㎎を1日1.5錠飲んでます。
 
もともと肝機能異常を指摘され病院を受診したんですが、肝臓に異常は見つかりません。
で、いろいろ調べてみたらバセドウ病だったという流れです。
 
肝機能異常はまったく自覚症状はなく検診で指摘されなければ気づかなかったはずです。
それ以外に、これはきっとバセドウ病に違いないっていうようなあからさまな自覚症状はなく、肝機能異常がなければ病院に行こうなんて思ってもいませんでした。
 
自覚できていた症状といえば一か月に一度程度のごくたまにある軽い動悸と一か月で5キロという急激な体重減少でしょうか。
どちらもバセドウ病と診断されてい見れば、あーバセドウの症状だったんだと思い当たります。
でも当時はそんなこと思いもしませんでした。
 
ちょっとお酒を飲みすぎ気味だったんで、そのせいで肝臓がやられて体重も減ってるのかなと思ってました。
まあしばらく禁酒すれば治るかなくらいですかね。
 
そんなこんなでバセドウ病と診断はされましたが、病気として特に生活に困るような症状はなかったんですよね。
たまの動悸も体重減少も生きていくうえでは大して支障はないですし。
 
それがね、メルカゾールを飲み始めてから激変しました。。。
 
まずは倦怠感ですかね。
身体がだるいのなんのって。
一日のうちにも波があって不規則にだるさが襲ってきます。
身体がだるいせいか、なんかささいなことでイライラもしてましたね。
食後にはとても逆らえない病的な眠気もありました。
 
で、次にきたのがかゆみと蕁麻疹です。
これもすごかった。
時間は決まってないんですが、猛烈なかゆみがでたと思うとそこかしこに蕁麻疹が広がります。
で、かゆいのなんのって。
でもって、1時間くらいすると消えていくんですよね。
 
メルカゾール飲み始めて2週間くらいは、倦怠感はほぼ毎日、蕁麻疹は数日おきに襲ってきてました。
倦怠感もかゆみもメルカゾールの有名な副作用なんで覚悟はしてたんですよね。
それでもやっぱこのころはきつかったなあ。
 
その後、治療開始2週間後からメルカゾールが1日3錠から2錠に減りました。
この減量のおかげなのか、それとも身体が薬に慣れたのか、徐々に倦怠感とかゆみの頻度は減っていきました。
 
2か月経った現在では、倦怠感もかゆみも、もうほとんどでなくなりましたね。
休薬や薬の変更っていう方法もあったんでしょうが、我慢して飲み続けて良かったです。
 
メルカゾール以外の薬、例えばチウラジールに変えても、こちらも副作用の多い薬みたいです。
でもって、この薬もだめならクスリでの治療自体がだめで手術やアイソトープ療法かもですしね。
 
ただ倦怠感もかゆみもひどい人は本当にひどいみたいです。
知り合いのバセドウ病の人はメルカゾールの副作用で一週間仕事を休んだそうです。
とても仕事どころじゃないくらいきつかったみたいですよ。
 
僕の場合は、きついきついといいながらも、なんだかんだ我慢できる程度だったんでラッキーだったんでしょう。
そんななんで今メルカゾールの副作用と闘ってる人がもし目の前にいても、安易にもう少し我慢してみたらなんてとても言えないです。
病的な倦怠感やかゆみってきっと気合とか根性で我慢できるもんじゃないですしね。
 
さて倦怠感やかゆみはおさまったんですが、代わりにたまに足がつるようになってきました。
まあこれは薬の副作用ではなく、甲状腺ホルモンが急に正常値に戻ることによる症状だそうですが。
 
足がつるなんて数十年ぶりで、これがまた結構痛いです。
とはいっても、ちょっと我慢してれば勝手に治るし、倦怠感やかゆみに比べたらこんなの鼻くそですね(笑)
 
そういえば、甲状腺ホルモン値が正常に戻るにつれて、この2か月で他にもいろいろ戻ってきました。
 
一番分かりやすいのが体重ですかね。
身長167㎝なんですが、2か月前は50キロを切りそうになって焦ってました。
それが治療一か月過ぎたくらいから徐々に戻ってきて今は54キロくらいまで回復しています。
体脂肪も13%くらいまで落ちていたのが17%近くまで上がってきてます。
これはちょっと上がりすぎなんで要注意ですね。
 
あとはあの猛烈な空腹感がなくなりました。
食っても食っても食っても食っても腹が減ってたんですが、最近は3食普通に食べれば満足ですね。
特に間食をしたいとも思わなくなってます。
明らかに食べる量は減ってるのに、むしろ体重は増えるんですから、やっぱ病気だったんだなって妙に納得です(笑)
 
それから性欲も明らかに戻ってきました。
これは体重みたいに数値で表せないんで難しいですが、確実にムラムラが戻ってきてます。。。
具体例を挙げるとお下品なんでやめておきますが(笑)
やっぱ性欲減退も甲状腺ホルモン異常のせいだったんですねえ。
なんだかホルモンって怖いよ。
 
さてあとはバセドウ病のメンタル面なんですが、これは僕の場合、今のところそんなに変化がないです。
やっぱ相変わらずささいなことでイライラするし、なんか他人に対して前より厳しくなったような。
クルマの運転とかしてると以前よりカリカリすることが増えたような気もします。
残念ながらこれは病気のせいではなく、もともとの性格なのかな(笑)
できればこれは病気のせいであってほしかったんですが。。。
まあ2か月で結論を出すのは早いんで、もう少し様子をみましょうか。
 
この2か月の体調のまとめはこんな感じです。
なんやかんやいろいろありましたが、無顆粒症とかのいわゆるメルカゾールの重篤な副作用は出現せず薬物治療は継続できてます。
一応、バセドウ病の治療としてはおおむね順調なんじゃないでしょうか。
 
ただもともと高かったガンマGTPが相変わらず100(基準値13-64)近くあるんですよね。
とはいっても、元々は200越えなんで下がっては来てるんですが。
なんとかこれを基準値まで下げたいですね。
まあ酒が飲みたいだけなんですが(笑)
 

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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★★バセドウ病と診断されてからの1年間の闘病記はこちらをどうぞ★★

youyouk.hatenablog.com