バセドウ日記㉚ バセドウ病のメンタル面
男のバセドウ日記㉚
バセドウ病のメンタル面
こんにちは。
ヨウです。
バセドウ病になってしまいました。
40代男です。
バセドウ病って女性の病気だと思っていたんで、かなりびっくりです。
前回のブログで体がダル重くてどよーんとしてきてる原因について書きました。
で、その原因はバセドウ病の治療にともなうホルモンの急激な変動のせいではないかと思っています。
さて、体がダル思くてどよーんとした感じだけなら、まあ自分の問題です。
正直、楽ではないですが我慢すればいいだけ。
でも、それに加えて、なんだか人に対してえらく攻撃的になってるんですよねえ。
なんというか、ささいなことでいらいらするというか。
たしか、メルカゾール飲み始めてすぐのころにも、こんな感じがありました。
この感じ、普段の生活ではそこまでではないです。
でも、やっぱ仕事のときが顕著ですかね。
僕の職場は結構大所帯でなんやかんやで数十人の同僚がいます。
まあ当たり前ですが、全員と仲良くはなれないですよね。
ものすごく仲のいい人もいれば、生理的に苦手な人もいる、その逆で一方的に僕のことを嫌ってる人もいます。
合う人、普通の人、合わない人の割合は2：6：2でしょうか。
まあ、これはいろんなところで出てくる有名な割合ですよね。
先日、垣根涼介さんの「信長の原理」っていう小説を読んだんですが、信長がこの原理について悩んでました。
自分の部下たちが、どんなにがんばっても優秀：普通：ダメダメが2：6：2になってしまう。
で、優秀な”２”の人材だけを集めて部隊を作っても、またその中で2：6：2の割合に分かれてしまう。
この現象に対して信長はなぜそうなるのか原因追及に明け暮れてました。
で、秀吉も出てくるんですが、秀吉は何か原因はあるかもしれないが、原因については考えないというスタンスです。
自分の人生は有限であり、生きているうちに原因がわかるかもしれないし、100年後に解明されるのかもしれない。
解明されれば何かすごいことがあるかもしれないが、大したことではないかもしれない。
であれば、この現象は神の力ということにして、なぜそうなるかは考えず結果だけ有意義に利用しようというスタンスでした。
垣根涼介さんの小説はほとんど読んでるんですが、小説自体は今回は僕にとってはいまいち（笑）
前作、前々作のほうが僕は好きですね。
興味があれば、ぐぐってみてください。
さて、脱線してしまってすみません。
信長のような生き方もかっこいいですが、僕もスタンス的には秀吉のようにいきたいです。
なんで、苦手や嫌いな人や、向こうから自分のことを嫌ってくる人が2割程度いるのはしょうがないと思っています。
ここで、なんでこの2割の人とはうまくやっていけないんだろうって考えたり、この割合をゼロにしようとして無理をするとろくなことがありません。
こうなる原因は考えず、これはもうしょうがないことと割り切ってます。
で、仕事に支障が出ない程度にうまくやり過ごすようにしてきました。
そんななんで今まではこの2割の人達とも大きな衝突もなくテキトーにやってきました。
でも、今の精神状態だと、このテキトーが結構大変。
なんだか今までならテキトーに流せたような小さなことにもイライラするんですよね。
嫌いな人のささいな言動に過剰に反応してしまう。
自分のことを嫌ってる相手の態度についこっちもイライラを表にだしてしまう。
そして、そのことを仕事じゃないときにも思い出していやな気分になってしまう。
なんだか書いてても疲れるなあ（笑）
甲状腺機能亢進症/バセドウ病治療開始後に精神症状出現することあります。その理由として、
- 甲状腺ホルモンの急激な正常化によって血中カルシウム（Ca）が骨へ吸収され（hungry bone syndrome）、低カルシウム（Ca）血症になると抑うつや神経症など精神症状が出現
これは前回のブログでも引用させてもらった記事です。
バセドウ病の治療開始後には急激なホルモン値の正常化によって精神症状が起きることがあるとのこと。
なんで、今のあまりよろしくない精神状態は、治療の過程でのホルモン変動で起きている可能性が高いです。
であるならば、ホルモンコントロールが落ち着くまでは、しばらくは続きそうですね。
実際のところ、どのくらいこの状態は続くんですかね。
今の職場は好きなんで、なんとか大事にならずこの時期を乗り越えたいもんです。
イライラを抑え込んで我慢するしかないのかなあ。
爆発しなきゃいいんだけど（笑）
何かこのバセドウ病のメンタル面をコントロールする良い方法はないですかねえ。
あーゆうつうだなあ（笑）
