のんびりゆるくいこう

日々の日記です

新聞やニュースの刷り込みってコワいですよね。情報の断捨離をしなくては。


こんにちは。
ヨウです。


前回のブログにも書きましたが、僕は小さいころバカ真面目だったんです。
親や先生が言うことはハイハイって疑いもなく聞くとっても良い子(笑)
でも、これって裏を返せば自分の頭で考えてないってことなんですよね。


大人が言うことを、そのまま何も考えず鵜呑みにしてただけ。
その大人がよっぽどの聖人だったらいいですが、普通は大人だってただの人間です。
正しいこともあれば、間違ってることもある。
当然です。
それを自分の頭で考えず、目上の人が言うことには盲目的に従ってきた。
今考えるとゾッとします。


そんな子供なんで小学生や中学生の頃は、新聞が大好きでした。
なぜなら親や先生が新聞を読むことはいいいことだって言ってたから。
最近は新聞をとらない家も多いと思いますが、当時は毎朝新聞が配達されるのが普通。
そんな新聞を毎日隅から隅までじっくりと読んでいました。
やや活字中毒なところがあるんで、毎日届く新聞は格好の読み物でした。


親や先生の言うことを疑わないような子供です。
当然、新聞に書いてあることは100%真実だと信じていました。
新聞なんて大権威様が嘘を書くわけはない!
ここに書いてあることは全て正しいことだ!
絶対的な真理しか書いてない!
そんな風に信じて毎日新聞を読みあさってました。


バカでしたね(笑)
いやあ本当に大バカでした。。。
新聞社だって営利企業、記者だってしょせんは人間。
新聞の記事だっていくらでも嘘や間違いはある。
というか意図しない嘘だけではなく、下手したら組織全体でついてる嘘も結構ある。
この事実に気づいた時には結構衝撃的でした。


別に新聞に限らないとは思いますが、世の中の情報には発信者の意図が必ず反映している。
どんな情報でも鵜呑みにはせず、自分の頭で考えて取捨選択しなくてはいけない。
そーんな当たり前のことに、少年時代の僕はまったく気づいていませんでした。
まあ、ガキんちょがそのことに気づくのはなかなか大変だとは思いますが。


そんな隅々までじっくり読んでいた新聞。
ここで怖いのはそんな新聞の内容が僕にかなり刷り込まれているだろうということです。
絶対に正しいことが書いてあると疑いもせず毎日読んでいた大量の記事。
すっかり僕自身に刷り込まれているはずです。


嘘や間違いならそれに気づいたときにその都度訂正していけばまだいい。
けど、新聞の記事って基本的に悲観的でネガティブなものが多いですよね。
楽しいニュースより悲観的なニュースを煽るほうが読者が増えますからねえ。
そんな悲観的な記事ばかり大量に読んできた。
つまりは僕自身もかなり悲観的な考え方になっている可能性が高い。
というか、結構、悲観的でネガティブ思考な自覚があります(笑)
新聞のせいだけではないでしょうが、かなりの影響を受けているのは間違いないと思います。


去年くらいに話題になったファクトフルネスっていう本があります。
ビルゲイツが感服して全米の大学生に配ろうとしたとかしないとかいう本。
簡単にいうと世界は思ってるほど悪くないっていうことが書いてある本でしょうか。
新聞やテレビのニュースをみてると悲観的な話題が多く、世界は悪くなってると感じる。
しかし、実際の客観的データをみると戦争は減り、貧困は減り、死亡率も減っている。
昔より明らかに世界は良くなってきている。
そんな感じの本です。


この本を読むと自分がいかにマスコミに洗脳されてるかに驚かされます。
ある程度大人になって懐疑的にマスコミをみている今でもそうなんです。
ましてや子供の頃に何の疑いもなく刷り込まれた情報は相当な影響力があるはず。


正直言って小さいころの刷り込みから逃れるのはとても大変です。
ぶっちゃけ自分の人生のベースですからねえ。
刷り込みから逃れるには、土台を崩して、直して、また新たに上物を作らなきゃいけない。
これはとっても大変です。
でも、人生を変えていきたいならやんなきゃですねえ。
時間はかかると思いますが少しずつのんびりやっていきましょうか。


とりあえずさらなる刷り込みを減らすため、もうずいぶん前から新聞とテレビのニュースは見ていません。
あとは昼のワイドショーもネットニュースも絶対にみません。
これだけでもずいぶん心の健康が保てるような気がします。


これをやると社会の動きについていけないと心配になるかもしれません。
僕も最初はそう思いました。
でもね、仕事をしていると大きなニュースは自然と耳に入ってきます。
むしろ知りたくないようなニュースもなぜか耳に入ってきます。
家に閉じこもっているんじゃない限り、逆に社会の動きからは逃れられないんでしょうね。


とりあえずニュースを見ないことで困ることは僕の場合はなーんにもありませんでした。
第一線で働くビジネスマンの方は困るのかもしれません。
けど、大抵の人はニュースなんかみなくてもたぶん何も困らないと思いますよ。
心の健康のためにぜひお試しあれ。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。