熱い人達についていけない。他人を変えようとするよりまずは自分を変えませんか。
こんにちは。
ヨウです。
職場に熱い人が何人かいます。
いつも何かについて熱くまくしたてている。
あれはこうしたほうがいい、あの人のやり方はオカシイ、なぜこれをやらないんだ、やらやら。
最近だとコロナウイルスに関してでしょうか。
職場の感染対策に関して、あーしたほうがいいー、こうするべきだーって吠えています。
具体的には今の安物マスクじゃ不十分だ、もっと高性能マスクに変えるべきだー。
ガウンやフェースガード、防護メガネを支給すべきだー。
なんでテレワークを実施しないんだー。
そして僕にも何か意見を出しなよってマウンティング。
こういう人たちといると、びっくりするくらい冷めた目でみてしまう自分がいます(笑)
言ってることはもちろん正論です。
たしかに高性能マスクにして防護対策も増やしたほうがいいに決まっている。
そんなことは当たり前。
しかし言うは簡単ですが、実際にやるとなるとお金の問題もあるし、供給量や勤務体制の問題もある。
どこまでやるかの線引きはとても難しい。
最低限やるべき予防策はとられています。
そのうえでさらに何をやるかを決めるのは自分も含めヒラ社員が決めることではないでしょう。
しかし熱い人たちはそんなことお構いなしに正論を振りかざして迫ってくる。
でも向こうが熱くなればなるほど、自分は冷めていってしまうんですよねえ。
こういう人たちは職場でも強い人が多いです。
声が大きいんで当然と言えば当然。
できれば敵には回さずうまくやっていったほうがいい。
しかし僕はこういう人達が熱くなればなるほど死んだ魚のような目になってしまう(笑)
それは思いっきり周りにもバレているようです。
まあ隠す気もないんですが(笑)
同僚からはあの人達と関係が崩れると面倒だよ、もっと議論に参加したほうがいいよって心配される始末。
もっと目をキラキラさせてそうそうってうなずく。
そんな感じで意見を聞いてるふりだけでもしたほうがいいよって。
僕みたいなのがいると場が白けて強い人たちも面白くない。
結果としていっしょにいる同僚も空気が悪くなって困るんでしょう。
すんませんです。
でもねえ。
正直言って僕は何かに関してあんまり熱い思いってないんですよね。
人生に関してもそうなんだから、仕事に関してはもっとあっさりです。
熱い人たちが大声で言ってることって、僕にとっては大抵別にどっちでもいいんじゃんってことばかり。
腹の中でそんな風に思ってるのに、熱心に同意するフリができるほどおじさんは人間ができてません(笑)
そうしたほうが職場の人間関係のストレスが減るのは頭ではわかってるんですけどねえ。
もっと言うと、こういう人たちって大抵相手を変えようってスタンスなんですよね。
自分の意見はとにかく正しい、正義だー。
あなたたちはそれに従うべきだー。
そんな感じです。
けどねえ。
人の数だけ正義があります。
自分にとっての正義が相手にとっての正義とは限らない。
そして他人を変えるのはとても難しいし時間がかかる。
いつかは他人や組織を変えれるかもしれません。
しかし、それには膨大な時間とエネルギーが必要なはず。
他人を変えることはほぼ無理ゲーに近い。
そんなことに労力を使うのは馬鹿らしい。
それよりか唯一変えることのできる自分を変えよう。
僕はもうずいぶん前からそういうスタンスでいます。
他人を変えようとするより、さっさと自分を変えようって。
そんなだから、熱い人達の議論を聞いていると、
あーそうだねー、がんばってねー。
って思って、どんどん冷めていってしまう。
この手の人たちって、大抵自分は犠牲者、悪いのは相手っていう姿勢の人が多い。
結果として、とにかく相手に何かを求めてきます。
自分は犠牲者なんだから、あんた達が変わりなさいってね。
そんなことをあーだこーだ言ってないで、まず自分が変われよって思います。
そうすれば今とは全然違う世界が見えてくると思うんですけどねえ。
まあ、とはいってもこういう人たちがいないと世の中変わらないんでしょうね。
僕みたいな冷めた人間ばかりだと人類は今頃滅んでるかも(笑)
熱い人たちには膨大なエネルギーを使ってもらって世界を変えてもらいますか。
僕は遠くからそれを眺めながら、自分は静かに暮らしたいですわ(笑)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。