大企業病ってコワいな。ディーラーと町工場の対応の違いに思うこと。
こんにちは。
ヨウです。
先日、クルマの窓が開けたまま閉まらなくなってしまいました。
運転席側の窓です。
パワーウインドウのスイッチを押してもうんともすんともいわない。
まあ、10年落ちのオンボロ軽自動車。
こんなこともあります(笑)
とりあえずはいい天気。
さしあたってすぐには困りません。
とはいっても防犯上問題だし、雨が降ってきたらやばい。
ちょうど近くにディーラーがあったんで駆け込みました。
普段は何かあったら町工場なんで、ディーラーは初めてです。
町工場とは違うシュッとした雰囲気になんだか緊張します。
でもねー、応対してくれた整備士さんはなんだかすごーくめんどくさそう。
あまり歓迎してないのが見え見えです。
とりあえず修理の見積もりをしたい旨伝えます。
すると、修理箇所を調べるのに費用がかかるんで見積もり代3,000円とのこと。
見積もりって大抵無料だけどディーラーは違うんかな。
まあしょうがないかなあ。
ただ、さしあたって困るのは窓が開いたままということ。
今日は見積もりをとって、ちゃんとした修理は後日でも全然構わない。
けど、窓が開いたまま何日か過ごすわけにはいかない。
とりあえず修理は後日でもいいから窓を閉めた状態にはしてほしい。
その旨を伝えます。
すると、それも見積もりのうちなんで見積もりしてみないとわからない。
見積もりした上、窓も開いたままで返却になる可能性もある。
とーってもめんどくさそうにそんな返事が返ってきました。
3,000円払って見積もり。
そのうえ窓は開いたまま。
もしそうなると、ディーラーに寄ったのに3,000円だけとられて何も解決しない。
うーんどうしたもんかな。
とりあえずなんとか窓を閉めた状態にだけできないか聞いてみます。
もちろんそのための修理代は払う前提です。
しかし、まずは3,000円で見積もり。
すべてはそれからだーの一点張り。
素人考えだと窓を閉めるだけって見積もりも何もない気がするんだけど。
まあそういうシステムならしょうがないんでしょう。
うーんどうしたもんかな。
このままだと時間とお金だけ取られて何も解決しない可能性がある。
それはちょっと困るなあ。
しょうがないんで、ちょっと考えますと伝えて、このディーラーを後にしました。
そしてやってきたのが町工場。
というか、実は道路挟んで反対側に町工場があったんです(笑)
ここの整備士さんは、さっきとはうって変わってフレンドリー。
えっ、窓が閉まらない?
そりゃー困るでしょう。
ちょっと見てみようか。
(僕)あのー見積もり代はいくらですか?
見積もり代?そんなもんとらないよー。
(僕)すぐに修理できなくても、とりあえず窓は閉めて帰りたいんですけど。。。
そりゃーそうでしょう。
このまま駐車場に置いとく訳にはいかないもんねえ。
もしすぐに修理できなくても、見たついでに窓は閉めとくよー。
えっ、なんなんだ!!
さっきまでの懸念事項はすべてあっという間に解決。
あのディーラーでのやりとりはいったいなんだったんだ。
こんなことなら最初からこっちに来てれば良かった。。。
診断の結果、原因はパワーウインドウのスイッチの接触不良。
古い車はたいていここがダメになるんだよねー。
これなら部品があるからすぐ直るよー。
この車に新品の部品使ってももったいないでしょー。
中古品でいいよねー。
はいはい、まったくその通りです(笑)
古い古いって、ちょっとは遠慮してよー(笑)
ということで、リビルドの部品が5,000円で工賃が3,000円。
しめて8,000円なりーでした。
それにしてもこの違いはなんなんでしょう。
いわゆる大企業病ってやつですかねえ。
あとで友達から聞いたんですが、ディーラーは飛び込みの客はあまり歓迎じゃないらしいですね。
予約客が詰まってるんで、できれば飛び込みはやりたくないらしい。
それにしてもちょっとなあ。
町工場さんだってとっても忙しそうでしたよー。
それでもあの神対応。
それともウチで車を買った客以外はご遠慮願いますってことでしょうか。
うちは常連がいっぱいなんで一見さんに用はないよーって。
まあそれならそれでしょうがないですけどねー。
とはいっても、あのめんどくさそーな対応に、融通の利かなさ。
今思い出してもとてもイヤーな気分になります。
あのディーラーにはもう2度と行かないでしょうねえ。
日本人に多い苗字の名を冠するこの自動車会社。
いろいろやらかしてる財閥系の会社に比べてもっと風通しがいいと思ってました。
結構好きな会社だっただけに、ちょっと残念ですね。
願わくば会社全体じゃなく、あのディーラーがたまたまダメだったんだといいんですが。
まあ、今回のことはいい反面教師です。
残念ながら僕は大企業勤めではありません(笑)
しかし、かなり古い体質の組織にいます。
はっと気がついたら、自分が同じようになっていてもおかしくはない。
そうなってしまったらお客さんに大変失礼。
それに何よりめんどくさそうに仕事してたら自分がつまらないですよねー。
どうせなら仕事は楽しくやりたい。
町工場の整備士さんの姿勢を見習って精進していきたいです。
今回の神対応、本当に感謝感謝です。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。