のんびりゆるくいこう

日々の日記です

尿管結石と闘う日々が始まったようです。世界三大疼痛と向き合う男の話。


こんにちは。
ヨウです。


僕は現在バセドウ病の治療中なんですが、もう一つ持病があります。
それが尿管結石です。
腎臓にできた石が尿管を通って膀胱に落ちる時に激痛を伴う。
そんな病気です。


痛みの原因は正確にはまだ分かってないみたいです。
しかし、世界3大疼痛って言われるほどの激痛です。
特に命に関わるような病気ではない。
しかし、とにかく痛ーい。
痛い痛い痛い。


これがなかなかにツライ病気なんですが、世間の人にはそのツラさが伝わらない。
なんだか花粉症のような感じですね。
花粉症も死ぬわけじゃないし、非花粉症の人にはなかなかあのツラさは分かってもらえない。
でも、いざ自分が花粉症になると、こんなにツライとは思わなかったっていう人がほとんどです。
できれば尿管結石も一日体験してもらいたいですねー。


女性の尿管結石の人の中には出産より痛いっていう人もいるらしい。
僕には出産の痛みは想像もできませんが、どうみても痛そう。
鼻の穴から野球ボールを出すくらい痛いとか言いますもんね。
あれより痛いなんて、なんてこったい。


そもそも出産の痛みは耐える価値のある苦しみですよね。
がまんの後には最高の幸せが待ってる。
けど、尿管結石の痛みに耐えて生まれてくるのは、なんと”石”ですよ。
ふざけんじゃねえ(笑)
やってられませんわ。


初めて痛みが襲ってきたのは20歳の頃です。
左腰あたりのあまりの激痛に救急外来に運びこまれました。
成人男性が床をのたうち回るような痛み。
というか、実際に床をのたうち回りました(笑)
そうでもしないと我慢できない。


これはもしかして本当に死ぬんじゃないかと焦った覚えがあります。
けど、救急の医師はレントゲン写真を見て、笑いながら、あー石だねーって。
実際に見せてもらった写真には燦然と白く輝く5㎜大の物体が写ってました。
こんなちっこいのがこれほどの激痛をもたらすとは。


このサイズだとおしっこといっしょに勝手に落ちてくるらしい。
ビールたくさん飲んで、縄跳びして落としてねー。
先生は笑いながらそう言って痛み止めをくれました。
他人事だと思いやがってー。


それからが長かった。
痛みには波があり、まったくないときもあれば、突然の激痛に襲われたり。
かと思うと一日中鈍痛があったり。
普段の痛みは左腰あたりですが、なぜか左の首や肩あたりが痛くなったり。
最初は肩こりかと思いました。
けど、これは放散痛っていって、病気とは直接関係ない部位にでる痛みらしい。


なんだかんだで一か月くらいそんな日々が続きました。
そして、あの何ともいえない気持ち悪い感覚とともにおしっこといっしょに石がでてきた。
これは結石持ちの人にはわかってもらえる感覚でしょうか。


それからもおおよそ2年に1度くらいの間隔で発作に見舞われます。
僕の腎臓さんは、2年くらいかけて石をせっせと作ってるんでしょうね。
これはもう体質だと思ってあきらめています。


ということで、このブログでも何度か尿管結石の発作については触れました。
そして、また結石さんがやってきているようです。


明らかな激痛ならすぐに結石だってわかります。
しかし、鈍痛だと痛いっていうより、身体全体がダル重い。
これって、バセドウ病治療中にあったダル重さとすごく似てる。
正直言って見分けがつきません。


そして時々、左首から肩にかけての痛みもある。
これは肩こりにそっくり。


最初はバセドウ病のダル重さの再発かな。
最近運動不足だから肩こりがでちゃったかな。
そんな感じに思ってた。
けど、これってもしかして結石さん??
たしかにしばらくご無沙汰だからそろそろ来てもおかしくはない。


こんな時は痛み止めを飲んでみます。
僕の場合はいつもロキソニン。
さてさて、ロキソニンを飲んでみると。。。
あら、不思議、あっという間に痛みも肩こりもなくなった。


僕の場合、バセドウ病由来のダル重さや、ただの肩こりなら痛み止めを飲んでも変化はありません。
ロキソニンに反応したってことは、まあ、まず間違いなく結石でしょうね。
職場に尿検査キットがあるんで、試しに検査してみると尿潜血が(±)。
すこーしだけ血尿ってことです。
結石が尿管を傷つけるんで、結石発作があるときは血尿になりやすい。
こりゃ、まあ、まず間違いなく結石でしょうね。


あー、またしばらくこの各種痛みとお付き合いだー。
あーあ。
またか、もういい加減飽きたよ。。。


えっ、病院行けよって?
うーん、病院行っても大抵痛み止めもらって終わりなんですよね。
もっと大きな石だと衝撃波で砕いたり、内視鏡で取ったりするみたい。
けど、僕の場合、毎回、おしっこで出てくるサイズみたい。


いろいろ検査して検査して、あー石がありますねー。
うん、それは知ってます。
尿といっしょに出てくるんで、痛み止め飲みながら、それまで待ちましょう。
うん、そうくると思ってました。


毎回、こんな感じ。
でもって、ロキソニンもらってさようなら。
ロキソニンはいまやドラッグストアで買えますからねえ。
正直言って病院に行く意味がないです。


あと、これも以前のブログで触れましたが、お尻の穴に指を突っ込まれるんですよね。
さらって書いてしまいましたが、病院行くと、肛門に指を入れられるんです。
明るい部屋のベッドの上に寝かされ、パンツを脱いで大股開きをさせられる。
先生にお尻の穴に指を突っ込まれグリグリされる。


別にプレイじゃありません。
直腸診っていうらしいですが、前立腺肥大がないか確認するためにやるらしい。
なかには好きな人もいるんでしょう。
でも、僕には拷問以外のなにものでもないっす。


お金を払って肛門に指を入れられ、痛み止めだけもらって帰る。
そりゃー病院行かなくなりますよねー。
あー、他の人に病院行くなって言ってるわけじゃないですよ。
受診するかどうかはあくまで自己責任でお願いしまーす。


ということで、しばらく尿管結石の発作と闘う日々が続きそうです。
ダル重さ、鈍痛、放散痛。
そして刺すような激痛。
頻尿や、おしっこするときの変な違和感もあります。
たぶん、結石持ちの人なら、うんうんって分かってもらえるんじゃないでしょうか。


あーあ。
なんとか早く石が出てきてくれないかなあ。


それでは最後までお読みいただきありがとうございました。