米国株の急落に思う、人生すべて塞翁が馬。
こんにちは。
ヨウです。
アメリカの株が下げてますねー。
今日の終値でNYダウが600ドル近い下げ。
たしか1週間くらい前に29000ドル超えたーって言ってたはず。
それが、ここ何日か下げが続いてます。
今日が27500ドル位なんで1500ドルくらい急激に下がってますね。
以前の僕だったらえらく狼狽したはず。
かなりメンタルにダメージを受けていたでしょう。
しかーし。
今年3月のコロナショックのせいで、幸か不幸かすっかり鍛えられました。
お陰でこのくらいじゃあ、なーんにも感じません(笑)
あのときも29000ドル超えたーって騒いですぐだったはず。
それがなんと19000ドル台までジェットコースターみたいに下がった。
実に10000ドル近くの下げです。
このときはかなり心がやられましたねー。
どうにもいやーな精神状態でした。
しかし、雨降って地固まるっていうんでしょうか。
それとも災い転じて福となすかな。
まあ、なんだっていいですね(笑)
とにかく、このときの経験と試行錯誤のお陰でかなりメンタルが強くなりました。
今では格好の精神修行だったなーと思ってます。
最近よく思いますが、モノゴトの良い悪いってほんっとすぐに決めちゃダメですねえ。
その時は最悪だーって思っても、長い目で見れば実は良い出来事がある。
逆に、ラッキーって思って喜んでたら、実は大失敗につながることもある。
3月の大暴落も見方を変えれば安く株を買えるチャンスなわけです。
10000ドルも下がって3割引きの大大バーゲンみたいなもん。
それが今ではほとんど前の水準まで戻ってる。
ここで買う勇気があった人は今頃ウハウハのはずです。
しかし、それは今だから言えること。
当時は、急降下し続けていつが底かわからない状態。
ここが底かと思って買ったら、その瞬間に一瞬にしてもっともっと下がるかもしれない。
そんなときに書いを入れるのは僕には無理です。
まあ、そもそも軍資金がないんで悩む必要はなかったんですが(笑)
しかしそれができる勇気と資金がある人にとっては暴落は大きなチャンスだったんでしょうね。
同じ出来事でも人によってバッドニュースにもグッドニュースにもなる。
そのときはバッドニュースに感じても、長い目で見るとグッドニュースになることもある。
逆もまたしかり。
結局のところ、出来事に善悪はないってことでしょう。
受け手の人間がどうとらえるか。
それが全てってことでしょうか。
たしかこういうのって”塞翁が馬”っていうんですよね。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
あの何を聞かれてもそう答えるおじさんの話です(笑)
さすが歴史の荒波にもまれても生き残ってる言葉だけあります。
今でも見事に真理をついてますよねー。
この”塞翁が馬”ですが、言葉自体は昔から知ってました。
けれど、若いころはいまいちピンときてなかったですねー。
それが、年とともに実体験として感じることが多くなってきました。
長期的な目線でモノゴトを見ることができるようになってきたんですかねえ。
出来事はあくまで中立。
それをどう受け止めるかは自分次第。
短気目線でみるか長期目線で見るかでも結果は違ってくる。
早急なジャッジはトラブルの元。
僕は”塞翁が馬”をそんな風にとらえています。
この理解が正しいかどうかは知りません。
けど、この考えを意識してるだけで、ずいぶんといろいろ助けられてますね。
何が起きても、しょせんは塞翁が馬。
そう思ってれば、余計な悩み事は減るし、気楽に生きられる気がします。
そんなわけで、これからも”人生すべて塞翁が馬!”でいきたいもんです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。