ドラマ「仁」の舞台はたった150年前。はたして150年後の世界はいったいどうなってるんだろう。
こんにちは。
ヨウです。
最近、テレビでドラマ”仁”の再放送をやってました。
簡単に言うと、大沢ゆきお扮する現代の外科医が江戸時代にタイムスリップするというお話です。
もう10年近く前のドラマなんですね。
当時も号泣した覚えがありますが、今回もぼろくそに泣かせてもらいました(笑)
このドラマ、幕末の江戸が舞台です。
そして江戸の町にコレラが大流行します。
これはフィクションではなく当時実際にコレラが大流行したそうです。
コレラは激しい嘔吐と下痢で極度の脱水になる病気。
点滴で水分を補給すれば治る可能性が高い。
しかし、この時代に点滴なんてありません。
大沢ゆきお扮する仁先生は江戸時代に手に入るもので点滴の道具を作り治療していきます。
また別のシーンでは梅毒患者の治療にあたります。
梅毒を治すには抗生物質が必要。
しかし、この時代にはまだ抗生物質は存在しない。
そこで仁先生は食べ物についた青かびから抗生物質のペニシリンを抽出していきます。
江戸の町では時代劇に出てくるような長屋に人々が住んでます。
道路はもちろん舗装されておらず土を固めただけ。
刀を持った武士がいて頭はちょんまげです。
電気はなく夜の照明はろうそく。
そして医療は未発達で点滴器具も抗生物質もない。
ちなみにこのドラマの舞台は安政時代。
コレラの大流行は安政5年のことだそうです。
これだけ聞くとなんだかとんでもなく昔の話のよう。
しかし安政5年を西暦だと何年か調べてみると1858年。
およそ150年ほど前なだけです。
ちょいとおったまげました!!
たった150年で世の中こんなにも変わるんかい(笑)
僕自身ですらもう50年近く生きてるんです。
それがその3倍程度の時間でここまで世界が変わるんですね。
いやーびっくりです。
正直言うと僕が小学生くらいの頃から世の中はそんなに変わってないと思ってしまいます。
ド田舎にある実家の町の風景はどこにでもあるような普通の住宅地で、ぶっちゃけ子供の頃とほとんど変わってない。
テレビにエアコンに冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、掃除機、電化製品も今使ってるものは当時からすべてありました。
今あって当時なかった電化製品ってちょっと思いつかない。
車もいまだに空を飛ぶでもなく4本のタイヤで走って人間自身が運転している。
確かにデザインは変わって性能も良くなってますが基本的に子供のころと同じに見えます。
ろうそくから電気、馬車から車みたいな劇的な変化は起きてないですよねえ。
まあこれは目に見える変化があまりないだけでしょうか。
IT系のモノはすさまじく変わりましたしね。
子供のころは携帯電話もインターネットもなかったですし。
家に1つだった電話がいまや1人1台のスマホですから。
けど、この手のものはあまり目には見えないんで変化に気づきにくいんでしょうか。
自分が今この時代に生きている当事者なんでわかりにくいというのもあるかも。
すこーしずつ変わってるんで変化に気づきにくい。
今、小学生の時の世界に放り込まれたらもしかしたら劇的な変化に感じるのかもしれません。
とにかく、たった150年という時間で世の中ここまで変わってしまう。
そう考えると、今後の150年で何が起こるのか空恐ろしいです。
江戸時代の人にスマホを見せてもたぶんさっぱり何だかわからないでしょう。
電話どころか電気すらなかった時代の人にスマホを理解しろというほうが無理な話。
けど、これは僕達にも同じことが言える。
同じように150年後の技術をもし目の前に見せられてもきっとまったく理解できないと思います。
果たしてどんなものが登場してるのか。
いやあ、まったく想像もつきませんねえ。
僕らが馬車やろうそくの生活を古いと感じるように、150年後の人たちからみたらスマホなんか化石のようなものかも。
いやはやいったいどんな世界になっているのか。
なんかそれを考えるとコワいけどワクワクしますね。
人生100年時代とは言いますが、さすがにあと150年は生きれません。
でも、未来の世界は見てみたいなあ。
冷凍睡眠の技術とかで50年ごとくらいに起こしてもらって未来を見ることとかできないですかね。
たぶん技術的には不可能ではないはず。
ただの都市伝説かもしれませんが、ウォルトディズニーは自身を冷凍保存しているって噂です。
あーなんかのはずみで億万長者になったら冷凍睡眠やってみたいなあ(笑)
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。