医師によるALS嘱託殺人のニュースに思うこと。
こんにちは。
ヨウです。
ALSの患者さんを医師が殺害したっていうニュースが話題になっていますね。
ALSという病気について詳しい訳ではありません。
しかし、ネットで調べると、徐々に筋肉が衰えて身体が動かなくなる病気のようです。
そのうえ、身体は動かなくなるけど、それ以外は機能が保たれる。
つまりはアタマの中は今の自分のままで、体はまったく動かせなくなる。
なんとも恐ろしい病気です。
果たしてどんな世界なのかまったく想像もできない。
今回の医師がいったいどういう経緯で事件を起こしたのか。
正直言って僕には判断する材料がありません。
単にお金目的なのか。
何かしらの思想があったのか。
それともただ単にかわいそうで見てられなかったのか。
そのへんのところは警察や裁判所が今後明らかにしてくれるのを待つしかないですね。
日本ではALSのような難病の患者さんが安楽死を選ぶことは基本的には合法ではないそうです。
いくつもの条件があってそれに当てはまれば可能ではあるらしい。
しかし、外国では認められているところもある。
以前、NHKでやはり難病で安楽死を選んだ方のドキュメンタリーをやっていました。
スイスまで飛行機で飛び、薬物による死を選ぶ。
その方が亡くなる瞬間まで映像があり、なかなか衝撃的でした。
この記事でも書きましたが、同じ境遇になった場合、自分でも死を選ぶだろうなと思います。
安楽死の選択にはもちろん賛否両論あるでしょう。
しかし、僕には深い理由はありません。
純粋にコワいからです。
アタマはクリアで体は動かない。
その状況に耐える自信がないだけです。
そうなる前に逃げる方法があるならすがりつきたい。
素直にそう思います。
しかし日本ではそう簡単にはいかない。
だからといって、外国まで行って安楽死を選ぶのにいったいどれだけの費用がかかるのか。
番組ではそのへんのことには触れていませんでしたが、たぶんかなりのものでしょうね。
お金がなければ死ぬこともできない。
なかなかに現実的で悲しい話です。
願わくばそんな日は来てほしくない。
しかし、もしものために、できれば日本でも法整備や環境が進んでほしいなと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。