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日々の日記です

diary-60 バセドウ病になって4か月・メルカゾールを飲み始めるとこんなことが待っていた・その②

こんにちは。
ヨウです。

今回は前回からの続きです。

★メルカゾール開始2か月目から3ヶ月目

2か月目の定期受診の後からメルカゾール2錠が1.5錠に減量になりました。
最初の2週間が3錠、そのあと1か月半が2錠飲んで、その後1.5錠ですね。
順調にクスリの量は減っていったことになります。

さて2か月目の終わりくらいから基準値以下にさがっていた甲状腺ホルモン。
その後一時的に上がるそぶりをみせたんですが、結局その後どんどんさがりました。
3か月経つ頃には、基準値が(2.3-4.3)のところFT3=1.42まで下がりました。

メルカゾールを飲む目的はFT3を下げることなんで当然といえば当然。
クスリの効果が順調にでているといえます。
ただ、このFT3の低下にともない甲状腺機能低下症と思われる症状が出現してきました。

1番は異様なダル重さ。
メルカゾール飲み始めにも倦怠感はありました。
でも、それとはちょっと種類が違う感じ。
なんかどよーんと暗いダル重さです。

バセドウ病は甲状腺機能亢進状態。
甲状腺ホルモンはいわゆる元気ホルモンです。
元気ホルモンがですぎなんで、病気ではあっても症状はテンション高すぎだったり大食いだったり。
なんだか明るいです(笑)

対して甲状腺機能低下状態は病名でいえば橋本病でしょうか。
元気ホルモンが足りない状態。
なんだか症状もどよーんと暗いです。

ダル重さに加えてメンタル的にもなんだかマイナスな感じが続きます。
言葉で表すのはなかなかに難しいですがネガティブ思考でイライラしてる感じでしょうか。

症状には波があって重くなったり軽くなったりします。
重いときはほんと辛かったですね。
何にも手が付かない感じ。
1日中何もできずベッドで寝ていたこともありました。

日記㉖ 今度は橋本病?? 

それから冷え性になりました。
そもそも男で冷え性ってあんまし聞いたことがありません。
ということで、僕も冷え性になったのは人生初です。

これもなかなかに辛いですね。
クーラーの効いている場所には寒くて長くいれません。
スーパーで5分買い物するだけで鳥肌がたってガクガク震えます。
1枚羽織るものを欠かさず持ち歩くようになりました。

 

★メルカゾール開始3か月目から4ヶ月目

さて3ヶ月目の終わりに1.42だったFT3ですが、4か月目の終わりの受診では1.38でした。
ということで、この1か月間も検査データ的には甲状腺機能低下状態です。
メルカゾールは1日1.5錠で変わらずです。

FT3の値がほとんど変わってないんで、症状も同じようなのが続いていましたね。
ダル重さと冷え性は相変わらずです。
良くも悪くもなっていません。
日によって時間によって波はありますが、同じような状態が続いています。

日記㊻ ダル重くて気分の浮き沈みがあるのは病気のせいって割り切んなきゃなあ

そういえば変わったことといえば体重増加が止まったことでしょうか。
メルカゾール開始以来体重は右肩上がりでぐんぐん上がっていきました。
およそ1か月2キロペースです。

1か月2キロって半年続いたら12キロ増ですよね。
あまりの増えっぷりにこのまま止まらなかったらちょっとやばいなあと思ってました。

それがある日を境に突然体重増加が止まったんです。
メルカゾール開始3ヶ月ちょっとくらいだったでしょうか。

治療開始前50キロを切りそうだった体重です。
それが57キロ位まで増えた後、急に増加が止まりました。

ほぼ毎日朝6時に体重を測ってます。
それまでは毎日必ず増えてたんです
でも、この日を境に判で押したようにいつも57キロ前後の数値がでるようになりました。
ちょっと気持ち悪いくらい急に体重増加が止まりましたね。

特に大きな生活上の変化はありませんでした。
でも体重はこの日を境に急に止まった。
いったいこの日、僕の体の中で何が起きたんでしょうか?
人体って今更ながら不思議です(笑)

まあもともと57キロくらいだったんで、ちょうどいいところで止まってくれて一安心です。
ちなみに体脂肪もぐんぐん増えていました。
それも同じ日を境に18%前後で動きがなくなりましたね。

diary-55 メルカゾール飲み始めてからもうすぐ4か月、体重増加が完全に止まったみたい

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”激しいかゆみ”⇒”倦怠感”⇒”体重増加”⇒”体のあちこちがツル”⇒”食欲低下”
⇒”異様なダル重さ”⇒”冷え性”⇒”体重増加停止”

この4か月でいろいろな症状が襲ってきました。
他にも細かくいうといろいろありますが、大イベントとしてはこんな感じでしょうか。
今更ながらホルモンっていうのは身体中のいろんなところに作用しているんですね。

残念ながらダル重さと冷え性は現在進行形です。
冷え性はまだ対策が取れますが、ダル重さは耐えるしかなくかなりつらいです。

初期にあった激しいかゆみもあの当時は永遠に続くような錯覚があり目の前が真っ暗でした。
でも気が付くといつの間にでなくなっています
過ぎてしまえば昔のいい?思い出です(笑)
ダル重さもそういえば昔はきつかったけど今は消えたなあ、そんなこともあったなあって早くなってほしいですね。

先日の4か月目の受診でやっとTSHの分泌が確認されメルカゾールが1日1錠に減量になりました。
希望的観測だとこれでFT3が上昇していくはずです。
そうすれば甲状腺機能低下状態から脱出してダル重さと冷え性は軽減されるのではと思っています。
なんとか早くそうなってほしいですね。
そんなに甘くはないかなあ(笑)

僕の場合の4か月はこんな感じでした。
あくまで僕の場合で症状には個人差がいくらでもあるとは思います。
でも、これからメルカゾールを飲み始める方にとっては一つの例にはなるんじゃないでしょうか。
良ければ参考にしてみてくださいな。

 

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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★★バセドウ病と診断されてからの1年間の闘病記はこちらをどうぞ★★

youyouk.hatenablog.com